2月1日(火)の発売まであと10日余りとなった『DYNAMIC CHORD vocalCD series 2nd apple-polisher』。
前々回の[rêve parfait]、そして前回のLiar-Sに引き続き、
シリーズの音楽プロデューサーを務める【あるるかん】様に突撃インタビューを敢行!
apple-polisherメンバーとのこれまでの交流や今回のレコーディングの様子、
新曲「How am I gonna get through」に対する想いなど、様々な事をお聞き致しました。是非ご覧下さい。
■ あるるかん
Profile:作詞・作曲・編曲家。音楽バンドAntistarではボーカル・ギターを担当。
有限会社コードエックス所属。
Q. アリスマティック公式のインタビューにご対応いただくのも3回目となりました。
今回は少しあるるかん様ご自身についてもお伺い出来ればと思います。
「DYNAMIC CHORD」シリーズの音楽プロデューサーとして活動されると共に、
歌手としても活躍されているあるるかん様ですが、
音楽活動を志されるきっかけはなんだったのでしょうか。
また、ご自身とDYNAMIC CHORD社に所属するバンドメンバーとの共通点や違いなどあればお教え下さい。
小さい頃から歌が好きで、幼稚園ではお遊戯室に先生やクラスの園児たちを集めて勝手にコンサートを開いていました笑。
どうやって集めたのかまったく覚えていませんが、その光景は良く覚えています。
2、3歳の頃にロンドンに住んでいたせいか、
洋楽が好きで中学、高校ではレコードやCDを借りまくって本当にたくさんの音楽を聴いていました。
新しいものから名盤と言われる古いものまで聴くものすべてが新鮮で、音楽の素晴らしさにどっぷり浸かっていました。
いつしか自分で歌ったり、作ったりするようになり、東京でバンド活動を始めました。
音楽が好きでバンドを始めたという意味ではDYNAMIC CHORDのみんなと同じだと思います。
でも彼らみたいに音楽をやることが救いになるほどのバックグラウンドがなかったので、
そのあたりが彼らに敵わなかったところなんじゃないかと思います。
Q. 「DYNAMIC CHORD」のシリーズを通して楽曲をプロデュースされてきたあるるかん様は、
各バンドの成長、あるいは変化を最も間近でご覧になられてきたのではないかと思います。
彼らの成長や変化した点などをお教えいただけますでしょうか。
まずはどのバンドも音楽に対して真摯なので、その点はまったく変わっていないということが言えます。
レコーディングでは変わらず妥協しませんし、自分たちが愛する最高の音を届けようとしています。
だからこそそれぞれのバンドが成長していっています。
過去の自分達の楽曲に誇りを持ち、演奏し、そして今回の新曲も同じように過去のラインナップに加えられていっています。
だから過去の曲も新曲もファンの皆さんに愛され続けてもらえたら嬉しいです。
Q. 来月2月1日に新曲の発売が迫ったapple-polisherですが、
apple-polisherとのこれまでの歩みや関係性、また印象的なエピソードなどあればお聞かせ下さい。
まずは僕が彼らの音楽の純粋なファンであることです。
NaLの素晴らしい歌声はアンタッチャブルだし、UK、Kuro、Toiの奏でるサウンドはわくわくさせてくれます。
これまでも僕を魅了してくれたし、これからもそうして欲しい。
彼らとのエピソードとして特に印象深かったのは、ライブのサポートに入った際に、ステージ後方から見たNaLが天使すぎて、
「なぜ俺はapple-polisherのメンバーではないのだろう。。。」と同じステージに立てる嬉しさと同時に、
寂しい気持ちになったことを覚えています。
Q. そのapple-polisherの新曲「How am I gonna get through」ですが、
プロデュースするにあたり、意識したことやメンバーに伝えたことなどありましたらお聞かせ下さいますか。
特に今回は黒沢 忍さん(Kuro)のapple-polisherとしての初作詞曲ということで、
何か特別なアドバイスなどされたのでしょうか。
忍くんは最初、全編英詞で作っていましたが、そこから日本語を混ぜていった時に、
無理のあった箇所は英詞のままでもいいんじゃないかとアドバイスしました。
この曲の詞には彼やapple-polisherのメンバーがいろいろと困難を克服していった経験が込められているんだと思います。
生きていれば必ず困難はやってくるし、
そういった時にこの曲を聴けば客観的にその困難を見ることができるようになる、そんな歌詞に思えます。
Q. 今回の新曲、「How am I gonna get through」の歌詞はapple-polisherのこれまでの楽曲と比べても英詞が多く、
歌うのが難しい曲なのではないかと思っていたのですが、
天城成海さん(NaL)が透明感のある歌声で見事に歌い切っており、
何度でも聞きたくなる、珠玉の一曲になっていると感じました。
青井有紀さん(UK)作曲による今回の新曲を最初に聞かれた際に、
あるるかん様としてどのような印象を持たれ、その成立に向けてアドバイスされたことなどありましたでしょうか。
エフェクティブなギターのフレーズがかっこよくて、すぐに好きになりました。
UKらしいデジタル感もありつつロックな感じが新鮮で、とても魅力的で、もうデモのままで良いんじゃないかと。
ただドラムはデジタルなものよりは、生音をデジタルなニュアンスに近づける方がおもしろいんじゃないかとは言いました。
歌についてはNaLにとってはむしろ歌いやすかったようです。
NaLの発音は綺麗なのでサウンドと非常にマッチしていると思いました。
Q. 完成した曲の魅力や聴き所など、お話いただけますでしょうか。
また、今回のレコーディングで何かエピソードや印象に残った出来事があればお教え下さい。
特に、ヴォーカルの天城成海さん、ドラムの音石夕星さん(Toi)とのやり取りや
レコーディング時にアドバイスした点、メンバーのパフォーマンスについてのお話をお聞かせいただけますでしょうか。
今回は特にヴォーカルのNaL、ドラムのToiくんはチャレンジが必要な楽曲でした。
NaLはハイノートでロックするスタイルだったので、収録後はかなりバテていましたが、とても満足した様子でした。
そしてそのパフォーマンスは聴いて頂ければわかるとおり、本当に素晴らしいものでした。
ドラムに関してはハイハットを刻まずにキックとスネアだけでビートを刻むパートがあるのですが、
レコーディングをする前はグルーヴを出すのがかなり難しいと思っていましたが、
Toiはその潔いかっこよさを存分に出してくれました。
そしてギターやベースはそれらを生かすように効果的な演奏をしていると感じました。
ほんと、いいバンドですね!
Q.最後に、2月1日の発売を楽しみにされているファンの皆様も多いと思います。
これまで応援してきて下さったファンの皆様はもちろん、
今、「DYNAMIC CHORD」のapple-polisherが気になっていて、初めて聴いて下さる新しいファンの皆様も沢山いると思いますので、
これまでのファンの皆様と、初めて聴いて下さるファンの皆様に、
それぞれメッセージをいただけますでしょうか。
新曲「How am I gonna get through」はapple-polisherの新しい1面が見られると思います。
それは彼らが成長した証でもあり、でも彼ら自身はあの頃から何も変わっていないことがわかる楽曲でもあると思います。
初めて聴いてくれた方はぜひapple-polisherの他の曲も聴いて欲しいし、
Eveのみんなには新しい宝物を届けることが出来たと思います。
これからもapple-polisherをずっと応援してください。
■vocalCD概要
DYNAMIC CHORD vocalCD series 2nd apple-polisher
発売日 :2022年2月1日(火)
価格 :2,000円+税(税込:2,200円)
封入特典 :差し替えジャケット
※ご予約の際には特典の有無などを各店舗様に直接ご確認下さい。
DYNAMIC CHORD vocalCD series 2nd特設サイト
■コピーライト
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